ナイナイ岡村がコンビニバイト時代にプリン200個誤発注で泣いた思い出

芸能人も有名になる前は一般人としてコンビニバイトをしていたなんていうのはよくある話。ナインティナインの岡村さんもそのひとり。1998年03月12日にオールナイトニッポンで岡村さんが語ったコンビニバイト時代の苦労話を書き起こしてみる。

岡村:僕がコンビニでバイトしている時、きよし師匠が来て、「食パンどこですかぁあ」って俺に聞きはって。

矢部:やっぱりでもそんときはこっち素人やから何買うんやろってのがあんねや。

岡村:食パンや。あと、池乃めだかさんも来はったわ。

何買ったってたかな?忘れたぁ。ちょうどゴルフ場が近くにあって、それで朝早くにめだかさんとかも来はったのかな。きよし師匠は食パンだけ買っていったけど。

矢部:そら普通ですよ。芸能人やから何買うてええかわからんよなぁ。そら普通に食べるもん買うていきはるわなぁ。

チンピラに蹴られた

岡村:あと、怖い人がおった。チンピラの人。品出し言うて、深夜2時過ぎたら商品がだいぶ減ってるやんか。ラーメンとか。そおいうのを2時過ぎに補充してかなあかんねん。

その時に、ペタペタペタって、値段のシール貼らなあかんねん。それ貼るために一回、ダンボールの箱からバーって出すの。

だして、シール貼っててん、んだら怖いお兄さん入ってきて、「邪魔だー!どけぇ!!」って全部カップラーメンが~って蹴飛ばして入ってきはってん。

矢部:コワッ!!

岡村:歩かれへんやろコラァ!って。すいません。って、必死やもん。泣きそうになって、初めてやもんそんなこと。俺まだ新人やもん。

矢部:そら泣きそうになるって(笑)

岡村:そのころちょっと早く貼れるようになって有頂天になっててん。

矢部:ははははははは。調子乗ってたん(笑)わかるわかる~そん時に来たんや。品出ししてる時、買い物行ったら確かにね、ちょっと道通られへんから邪魔やったりするのよ。

岡村:ちょっと俺らがお客さんになったら分かるやん。こんなとこにが~広げんなやって思うけど、ちょっと俺は有頂天になっちゃってたから(笑)

矢部:調子乗ってた

岡村:調子乗ってた(笑)歩かれへんやろお前コンニャローってものすごい至近距離まで顔近づけられて、俺そん時泣こかなぁって思て、すいません言うてが~震えてたもん。顔。

殴られる思て、もちろんしゃがんでたよ。地べたにしゃがんでが~貼っててん。

矢部:どうなった?んで、謝って。

岡村:謝ってん。

矢部:んだら?

岡村:そしたら次のコーナー行って、あれなんていうの?乾き物?ああいうのも俺出しててん。

ほんだらまた戻ってきて、コッチもカーイ!言うて、すいませんすいません言うて、すぐ裏入っていって店長ー!店長ー!って、社員さん呼んで、対応してもらってん。

矢部:こわいなぁ。もう丁重に謝んねやるな。

岡村:そうやわ。怖かったわぁ。

矢部:お店はむづかしいっすね。怖いわ。

岡村:怖いでぇ。何言うて文句言われるかわからへんやから。泣きそうになったっていうお話。

矢部:そのねぇ、有頂天ぶりがわかるんですよ。仕事慣れてきた時のね。嬉しいやろ。レジとかバーって打てるようになったら。独り立ちできたでぇっていう感じやからね。

プリン200個誤発注

岡村:全部できるようになったら、発注とかも任されんのよ。ほれで、マークシートじゃないけどそおいう紙にこんだけ入れてくれっていうのを任されて、それはちょっとカッコええねん。

他の仕事せんでもええねん。例えば、下にワックスかけたりとか、へこんでる品物を前に出したりするやつ。そんなせんでええねん。

ただ、何が売れてて何個入れたいかっていうのをコンビニを回りながらメモっていくねん。

矢部:頭使うねや。

岡村:コンビに任されてるオーナーみたいな感じになってしまうわけ。ほんで、朝方来んのよ。六時くらいに。ほれで、プリンだけ間違えて200個くらい発注してもうて。

矢部:それで怒られんねや。

岡村:また泣きそうになって、すいませんすいませんて。

矢部:ははははははは(笑)

岡村:ちょっと僕買いますわ言うて。フフッ。それだからプリンなんかは何日間かではけなアカンやん。

矢部:賞味期限がねぇ。

岡村:かなりのロスやん。それは。

矢部:持って帰ってもらわんとしゃあないやん。

岡村:持ってってもらうか、なん個か置いて、すいません言うて謝って持って帰ってもらうかやな。知らん。オレもそこはノータッチやから。店長すいません言うて。

矢部:有頂天ミスはありますね。特にバイトとかはね。

岡村:そおいう岡村隆史のバイト時代のお話。