コンビニ強盗対処法 3万円渡して帰ってもらえ

2ちゃんねるに大変な修羅場を経験した元コンビニのアルバイト店員が自身の過去を投稿している。

要約すると…

大学時代に務めていたバイト先のコンビニを父が強盗。しかし現行犯で逮捕。事情聴取によると息子が働く店だから捕まっても許してもらえると思ったという発言が。

息子は、父親から日常的に暴力を受けており、貯金を勝手に使われるなどされていた。大学進学を期に連絡先も伝えずに家族と距離をとっていた矢先の事件。

結果、バイトはクビになり、大学でも色々とモメるようなことがあったそうで、現在は家族とは絶縁状態とのこと。

強盗の標的は殆どがコンビニ

警察庁の犯罪情勢によると、

侵入強盗の認知件数

平成25年の侵入強盗の認知件数は1,254件で、内半数を占める590件が「コンビニ強盗」となっている。次いで「その他の店舗強盗」298件、「住宅強盗」255件と続く。

また、コンビニ強盗を犯す際に所持する凶器は、482件が刃物類。強盗するなら刃物を持ってコンビニというのが強盗犯達のトレンドのようです。

強盗するなら刃物を持ってコンビニ

拳銃というのも3件あってぞっとする。

拳銃

深夜に集中する犯行

犯行時間は深夜(22時~7時)に集中している。深夜におけるコンビニエンスストア・スーパーマーケット対象の強盗事件の認知件数は平成25年は504件。

発生件数が最も多い時間帯が午前3時から午前4時の133件で26.4%。午前2時から午前5時まででは全体の 65.1%を占めている。

深夜におけるコンビニエンスストア・スーパーマーケット対象の強盗事件の認知件数

24時間営業という特性上、客が少ない深夜に狙われるケースが殆んどです。また、防犯的な目的から男性にしかシフトを任せないとするオーナーさんも多いようです。

強盗と遭遇してしまった場合、正義感の強い人は無理をしてしまうかもしれませんがやめておきましょう。基本的にコンビニは強盗に入られた時のために保険に加入している場合がほとんどです。

暴れた結果刺されて死亡なんてことになれば家族は悲しむし、店長やオーナーの責任問題やお店の風評被害など、問題が大きくなってしまいます。

新潟の燕署と、セブンイレブンが合同で行った、コンビニ店対象の強盗対処訓練では、防犯ブザーを押した後、なるべく時間をかけてレジを開け、現金を奪われて逃走されたらカラーボールでマーキングするという対処法を実践されていました。

個人的にはあんなに出し渋りして時間稼いでいいのかなという印象。ケガするのでさっと出しちゃってもいいと思う。

また、レジ内には必要以上の現金を置かないことを徹底し、3万円以下程度にしておくというのも重要です。レジの中を見せて3万円しか無いからこれ持って帰れ!って言ってやりましょう。